2007年11月5日月曜日

仕様決めはどこから?

2007年11月5日月曜日 0
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本当にお手数ですがこちらも・・・・  



ただいま検討中・・・

注文を受けているS様と仕様決めがはじまりました。
S様本当にお疲れのところ大変でしょうが、楽しんで部材選びしてください。



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皆さんにも今後の参考に仕様選びの順序をご紹介します。


★外壁 
<最近は建築確認上に防火認定番号等を表記しなくてはいけないので、サイディングなのかパワーボードなのか?はたまたジョリパッド等の塗り壁なのか建築確認を提出する前に決めておく必要性が出てきています。>

後で変更が利かないかというとそうでもないようで、建築確認の出し直しにはならず、訂正で済むみたいです。但しあんまり変更箇所が多い建築確認図面というのも格好もよくないし、後々間違いからクレームの元になるのであまりお勧めしません。

★ガス?エコキュート?
<ガスにしてもガスパッチョや普通にプロパンガス利用などいろいろな選択肢がありますし、エコキュートにするにしても、給湯専用やフルオートタイプなど、様々で一つ一つご家族にあった試算をしてもらう必要があります。>

しかし、皆さんがチョイスする時間は、建築が決まってからでは考える期間は短いと思ってください。出来れば「家を買おう!建てよう!」と決めた時からいろいろ調べたほうがいいと思います。

ご参考までに現在の光熱費を入力するとエコキュートで消費した場合との比較が出来るサイトを載せておきます。
http://www.daikin.co.jp/index.html からエコキュートをクリックするとそのページにありますので探してください。

★玄関ドア・サッシ類
<外壁が決まるとおのずと色や種類も決まると思いますが、その色と種類が大変多く(特に玄関ドア)すんごく悩みます。また、建築確認前に決めておくのは玄関ドアなら・両開き・シングル(片開き)・両袖(片開き)・片袖(片開き)などの横の幅と玄関ドアの高さH=2000タイプ←あんまり使っているところはないと思いますが。。。H=2300やもっと高さのあるものなどなど。サッシ類では・木製サッシ・アルミサッシ・樹脂サッシなどの商品素材から、フルオープン・掃きだし・縦スベリ・横スベリ・FIX・オーニング・ジャロジー・連装装飾窓等々・・・・・・色までは決めなくて大丈夫ですが、大きさや取り付ける位置、クリアなのかカタガラスなのかも最近の建築確認では記入します。>

後で変更が利くのは大きさが同じなら、窓の種類や玄関の開きの種類を変更する程度です。またカタガラス、クリアガラスなども変更できるでしょう。採光の計算や、構造上に変更があると訂正では利かなくなる場合があります。

★屋根
<これも種類(瓦・カラーベスト・金属系屋根など)は決める必要があります。防火認定番号などの記入が建築確認に必要だからです。>

屋根の種類によっては最低の勾配が雨仕舞い等の都合で決まってしまうケースもあります。屋根の種類の変更も構造に大きく左右してしまうケースがありますのでお気をつけ下さい。


この辺までが建築確認に関わってくる部分なので設計士も交えた打ち合わせになる部分です。
次に・・・・建築確認を取得してから決めるのは、

★玄関ドア・サッシ・屋根の色
<コツとしては、外壁の色味が決まってない場合は、まず玄関→自分たちの思い描くコンセプトを設計士さんや工務店に伝えるその中から数種類をチョイスしてもらう等 自分たちで決められる人はその必要はありませんが・・・ サッシ→これはそんなに種類があるわけではないので自分たちのコンセプトで決められます。以外に難しい屋根→これは外壁だけでなく、後々雨樋・破風・軒天の色味も加わりますので、近場でこの家の屋根がいい!位までご近所を注意して廻っておくとスムーズにいきます。外壁が色味まで決まっている人はそんなに問題じゃあ~りません。>

この3つは上棟時やその後すぐに取り付けが必要になる部材なので、変更は出来ないと思ったほうがいいでしょう。変更した場合は工期が延びる可能性もあります。

★ユニットバス(又は浴槽)
<最近はユニットが多くなったのでUBの場合ですが、UBは設備の中で一番早く設置されるものです。大きさは間取りで決めてあるので、壁の色や水洗金具、ドア、浴槽・床の色など>

最近ではメーカーのショールームでユニットバス以外の物もすべてこの時期に決定する場合もあります。時間的に一度決めて、変更しにくいのはユニットバスでしょう。

★建具
<各居室のドアや床、巾木、階段などの色や種類を決めます。建物の構造が出来上がった後に施工する部分が床です。床を早く決めなくてはいけないので、おのずとそれに合わせたドアなどの色味も決まってきます。>

ここで床暖房が決まっていない人はやるかやらないか決めなくてはいけません!床暖房対応・非対応の床材があるためです。


上棟後までに決めるもの


★電気図面・各種配管(配線)
<壁・天井から器具を出すものはこの時期に決めます。設計士や工務店があらかじめ電気図面をつくってくれますので、図面上にTVやエアコン・コンセントなどの位置を記して渡します。>

注:インターネット配線やガス栓、照明器具なども希望があるのなら早めに伝えておくほうがいいでしょう。ケーブルTVなどは、配管だけなのか、配線までやるのかをケーブルTVの会社と打ち合わせておく必要があります。以外に忘れがちなのが、TVモニターインターフォンの位置、外構の門柱などにつける場合は配管もここで指定しておきます。

★システムキッチン・トイレ
<業者によっていろいろですが、うちではこの時期までに決定してもらえれば十分間に合います。>

但し、あくまで日本のメーカー品の場合です。輸入物などは着工前に決めないと間に合いません。あとIHなどの熱源の供給種類は変更して欲しくないところです。

★外壁
<サイディングの場合は種類と色で選ぶのでこの時期には決めることになります。塗り壁やパワーボードなどの部材を張った後に色を塗る外壁はいくつかの色を作ってサンプルを出してもらい、その後決めます。>

サイディングも塗装もそうですが、パンフレットや小さいサンプルと家全体に施工した場合の違いがあります。特に塗装は大きく塗ると広がりますので、サンプルとまったく違って見える場合もあるので注意が必要です。これも、塗装のメーカーや外壁メーカーの施工例を紹介してもらったり、HPで探したりする努力が必要です。

★クロス・玄関タイル・照明器具
<ほぼ仕様決めが終了したところで、最後にクロス・タイル・キッチンパネル・照明器具等です。後から付けられるものは8割がた完成した頃でも間に合う場合が多いです。>

クロスやタイルは種類が多いのでご夫婦でけんかしないように・・・・壁が暗めで天井が明るめだと上に大きく、その逆だと横に広がりを感じます。


以上特定の期限は明記せずに大体の順序で書いてみました。注文する業者さんによって違う場合もありますので、そこのところは良く確認してください。

何にしてもいえる事は、「準備を怠らないように・・・」 でした。



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