2009年6月13日土曜日

瑕疵担保責任って?

2009年6月13日土曜日 0
みなさんこんにちは!!

とうとうインフルエンザがパンデミック(世界的大流行!)フェーズ6に突入です。
風邪かな?っと思ったら、インフルエンザも疑った方がいい状況で。。。

でも、そんなに毒性が強くないようなので、治る病気という事ですね。 あんしんあんしん

本日は「瑕疵担保責任」についてすこしお話しちゃいます。

「瑕疵担保責任」というのは、見えない傷や不具合等の事ですが、建物の場合、雨漏りが一番イメージしやすいものです。
これは、売主さんが普段生活していれば、雨漏りも「わかっている傷」になるんではないでしょうか?
不動産の契約の場合は、悪い事、マイナス要因は知っている場合に事前に伝えておかないと、契約の不備や解約、損害賠償など後々面倒な事になります。

なかには、雨漏りも知らなかったという事で、引き渡した後に工事費を出費したりする事があります。


基本的には瑕疵担保責任は売主が負うべきものなのですが、最近では「瑕疵担保責任免責」などの条件付で売買する事も多くなりました。
この場合、後から瑕疵が発見されても売主は責任を負わなくて良い場合があります。
なんで、「良い場合がある」と書いたかといいますと、知っていたものは瑕疵ではなく、告知義務違反になる為です。
知っていたのに知らなかったフリをするのは、特にまずい!

でも、本当は知っていた事を証明するのもなかなか難しく、話し合いがうまく行かずに裁判。。。
購入者にとっては最悪で、又、それを担当した不動産会社にとっても最悪です。

売主が業者の場合は、自動的に瑕疵担保責任はついて回りますので、そんなに心配はないですが、売主が個人の場合には、「瑕疵担保責任」がついていた契約だとしても、その方が買換えで既に資金を使ってしまった。など、気持ちはあってもお金が捻出できない現実も見えてきます。
又、個人が売主の中古戸建の場合は現状有姿での売買が基本となり、のちのち(一定の期間が過ぎてから)の不具合等は買主が負担となります。

私が担当する売却案件は、瑕疵については事前のヒアリングや、修復可能性のある事に対し、その予算も売却時の経費として売主さん及び買主さんに事前説明しておきます。それでも後から出てくる経費の出費はわずらわしいものです。

そこで。。。。後悔先に立たず!
事前にその不動産の不具合を調べるようにするのが一番です。

土地家屋調査の会社は結構ありますので、そこに依頼をして調査してもらうのがトラブルを未然に防ぐいい方法ではないでしょうか?

http://www.anest.net/index.htm アネストさん
http://check.arch-assist.com/index.html アーキアシストさん
http://www.kensa-shien.com/index.html 住宅検査センターさん

ほかにもいろいろありそうですが、このような土地家屋の調査会社に依頼して、後々のわずらわしさを避けるようにしましょう。
 
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