2007年6月2日土曜日

せっせせっせと建築中!Vol.4

2007年6月2日土曜日 0



見事な五月晴れ。サッシが入りました!



平成19年5月26日

皆さんこんにちは! 上棟式から、はや半月が過ぎ工事のほうは進んでいるかな?っということで、見てきました。屋根のルーフィング、サッシ、玄関ドアが入って、家の形になってきましたねぇ~!
今日も大工の棟梁とお弟子さん(?)「現在は弟子と呼ぶのだろうか・・・」が、私が行っても手を休めず、一生懸命がんばって造ってくれていました。う~ん頼もしい
中の筋交いや間柱を組んで、根太を敷いて、外壁に構造用合板を張っていきます。
屋根のルーフィングが全部終われば、屋根を葺いていきます。

野安製瓦屋根瓦が出番を待っています。

防水バルコニー幅1200㍉玄関FIXバルコニーや玄関吹抜けのFIXもできました。 
2階のバルコニーから見た景色は・・・う~ん気持ちいい!

この【南矢名アズタウン】は、風通しが本当にイイんです。今日も全開放サッシから建物の裏手に向けていい風が抜けていました。涼しく気持ちのいい場所です。風通しが良いんです!

これからは日を追うごとに、家の形が造られてきて、楽しみな時間が流れていきます。次にレポートするころには、外観をやり始めているころでしょう。




















家の構造を知ろう




今日は家の構造についてちょっとお話します。



木造住宅には大分して2種類の工法があります。

(1)木造軸組み工法 (2)木造枠組み壁工法 の2種類です。



これは大変大まかに分けたもので、軸組みも、枠組みもここから派生していろいろな工法が出てきているものの、基本となる部分はそんなに変わりません。



(1)の木造軸組み工法は、いわゆる在来工法といわれているもので、【南矢名アズタウン】もこの工法で建ててもらっています。

この「軸組み」というのは、皆さんも知ってのとおり、柱・筋交い・桁・梁・棟木などの主要となる「軸」によって、耐力を保とうとするものです。このメリットとしては、開口部が取りやすい・間取りの自由度がある。など縦・横・斜めの軸をうまく組み合わせれば、大きな開口部も比較的造りやすいのが特徴です。

昔は、ホゾやミゾを大工さんがノミで彫って接合部を造っていましたが、今はプレカットと言って、コンピューターが計算して、工場でその接合部を造るので、大工さんの腕の良し悪しで家の出来栄えが変わるということが少なくなりました。 (・・・もちろんいい大工さんに当たるほうが細部の出来栄えは違うものです。)



(2)の木造枠組み壁工法は、いわゆる2×4工法で、壁・床・天井などの、面で耐力を保とうとするものです。この工法のメリットとしては、箱を作るイメージで、機密性がある・横揺れに強いなどの特徴があります。軸組みに比べると開口部や、間取りの自由度は少し制限されます。



【南矢名アズタウン】は、木造軸組み工法です。普通この工法では、外壁内側に構造用合板を張らずに施工しますが、この建物は構造用合板を張り、その上から外壁の下地を施すことで、耐震性を高めています。

高耐久木造の認定を受け、品質の高い住宅供給を目指します。



それでは、軸組工法の構造材の一部をご紹介します。






せっせせっせと建築中!Vol.3




お天道様も祝福!上棟式



平成19年5月8日



長かった~、ここまでやっとこれました!

GWも終わり皆さんも休みボケが直らないうちに「働けぇ~働けぇ~」と言われていることでしょう。不動産業界はGWを休むところと「刈り入れどきだぁ~」と休まず営業のところがあります。うちは断然後者ですが・・・・とほほ。



さてうちの大工さんたちはどうでしょう? おお~~!!やってるやってる、棟上げです。私が思うのはよくあの高いところでササっと動けるなぁ~といつも感心します。やはり熟練の技でしょうか?大工さんに言わせると、「いつもやってれば慣れちゃうョ」 との事、「社長だってよく1時間も2時間もお客さんとしゃべってられるねぇ~それと一緒だよ」と返されちゃいました。う~んもちは餅屋と言うことで・・・



この7号棟は契約が決まっていないので、上棟式はお手伝いの大工さん数名と現場監督、基礎屋の棟梁と私で地鎮祭の時に頂いた【お神酒】持ってきた【塩】【米】を家の四隅に撒いてお清めをします。・・・『まだ見ぬお客様、私たちが丁寧にお清めさせて頂きました。』



さあこれからは、棟梁が一人で’トンテントンテン’家を作っていきます。サッシが入り、屋根ができ、壁が天井が・・・・・・想像で先に進みすぎました。。。 又随時工事のご報告を致します。



今日は上棟という目出度い日なので2つ小話を披露しちゃいます。























基礎検査図面どおりなら怖くない。


皆さんは基礎の検査(これは性能表示や高耐久など第三者機関に申請した建物が対象です)に立ち会った事はありますか?なかなか機会がないのではないでしょうか?基礎検査、これからやる中間検査もそうですが、この7号棟の場合は秦野市の検査員が現場に来て検査をしていきました。やはりここで大事なのは、基礎の部分が図面どおりになっているかと言うことです。

その図面どおりというのが今回のポイントで、お客様にしてみれば「図面どおりなんてあたりまえじゃん!」となると思いますが、通常の建築確認申請では、基礎の伏図(基礎のやり方の図面)はないのです。もちろん文字ではこうしなさいと図面の中に記されているのですが、この基礎伏図はアンカーの埋設位置や土台パッキンの設置に至るまで記されています。



ようはこの図面どおりでないと、検査には合格しないと言うことなのです。基礎伏図のない新築が手を抜いているとは思いませんし、うちでも高耐久などの申請をしない住宅もありますが、建売の場合はほぼ完成してからお客様が契約される事が多いので、見えない部分はやはり図面や第三者の検査が必要と考えます。



これから建築されるお客様も基礎伏図を描いてもらったほうが良いですよ。設計費が1枚分余計にかかるかもしれませんが、後々のことを考えたら安いものではないでしょうか?



























仕様を変更したいけど・・・・・イツマデ?


上棟式をやると、隣の家なんかが改めて気になったりしませんか?よく見てみると、「あ!こんなのいいな・・・あ!この色結構合うんじゃない。」など色々見つけちゃったケースないでしょうか?



こんな時、いつまでだったら変更できるのか?大工さんが嫌がんないかしら?悩みは多いものです。

やはりここは勇気を出して聞いてみるのが一番です

通常は上棟式の後、屋根の工事、外壁の工事、サッシの取り付け、平行して間柱や筋交いを大工さんが入れていきます。



上棟式の直後「外壁がぁぁ!!」と言う場合、実に微妙です。サイディングの場合やタイルなどは発注しているケースも有ります。サッシの色も然り。

では、それ以外のものキッチンなどの住設機器はどうでしょう?仕事のすばやすぎる現場監督さん以外は間に合うケースが多いです。但し変更に伴う設備(水道・下水・ガス・電気)工事がからむ場合は、監督さん泣かせになりかねません。気をつけてくださいね。



構造に関わる変更力避けたほうが良いでしょう。(業者としてはそれやめて!っと思います。)変更した箇所が微細でも、設計上変更届を出さなくてはならないケースがあるからです。そして、その分中間検査や完了がずれてくる場合も・・・・・・



家を建てるのは、一生の事なので「どうせやるなら自分の希望を」っと思うのはよ~くわかります。

ですが着工してからの変更はトラブルの原因にもなりますので、仕様打ち合わせの段階で自分の希望をまとめるのが一番良い近道なのです。 「そんな事言ったって、小さいサンプル見せられても。。。ねぇ~」 ウンウン良く聞くセリフです。

私はお客様に「家を建てるのは、仕事が一つ増えたようなものです。」と短期のアルバイトさながら大忙しになるとよく言います。じっくり考える時間がない人は、短期集中で打ち合わせのその日にメーカーのショウルームを予約しておくとか、イメージがホットなうちに情報を収集する努力が必要になってくるわけです。

でもその忙しく集中したおかげで、完成した家はまるで我が子のよう!に愛着がわくでしょう。



あんまり参考にはならなかったかもしれませんが、家造りの情熱と根性で乗り越えてみてください。





せっせせっせと建築中!Vol.2




雨にも負けず風にもまけず・・



平成19年4月23日


駐車場の造成工事と、ベタ基礎工事が完了!


すでに造成済みだった現場なので、水道管やガス管などを移すのにスケジュールの調整が付かず、なかなか進まなかったなぁ~。



でもやっと、できましたよ!基礎工事まで・・・ 途中で高耐久の申請とフラット35対応住宅にするための申請が手間取りましたぁ。



上棟式の予定は5月のGW明けになりそうです。
































右の長方形にくりぬいてあるところはブラケット灯が2つ入る予定で、その真ん中に表札が付くスペースがあります。




見よ!この眺望。眺めがいいのはいいことだ!陽射しがまぶしいぃって!!




右側の既存の擁壁とのすり付けは最後の仕上時になる予定。





























フラット35ってどうなの?ットいう方にさらっと説明しちゃいますぅ




今までは住宅金融公庫が公的融資をやっていたんですが、最近は今までに貸し付けたものの管理がメインでして、貸付業務をやらなくなりました。



そこで各銀行や信金、信組などが公庫に代わって「融資の審査や貸付業務をやりましょう」っというのが【フラット35】と言うわけです。今までは一律だった金利などが各金融機関によって違う事や、貸出金利も銀行ローンのほうが安かったので[銀行ローンが当たり前]みたいなところがあったわけです。・・・・・が!



最近すっかり好景気なんて言い始めて、(う~~ん大都市だけのような気がするが・・・)金融機関も金利を上げちゃいましょうって事に。。。



そこで【フラット35】の名前の通り固定金利がいーんじゃないか?と皆さんもうすうす考えている事ではないでしょうか?

一口に【フラット35】といっても、皆さんが知っているいわゆる【銀行】と分類される金融機関と【ノンバンク系】といわれる金融機関がこの【フラット35】の取扱いをはじめています。昔の【ノンバンク系】という言われ方は何だか怖いイメージがありましたが、基本的な取扱いルールは一緒なので、今では利用者も増えています。もっと詳しく知りたい方は、《住宅ローン金利比較-銀行、フラット35金利一覧-》 をご覧下さい。



我が「南矢名アズタウン 7号棟」では、もちろん【フラット35対応住宅】建ててます!

融資に関する相談なら、悩んでないでご連絡を!一緒に解決していきましょう。



話がそれましたが、そろそろ皆さんが感じているように、私達業者もお客様からこのお問い合わせが増えてきているのをうけて、これから【フラット35対応住宅】を建てるところが増えてくるのではないでしょうか。



余談ですが・・・【フラット35】の申請費はけっこうするんです。。。






 

せっせせっせと建築中!Vol.1




え~ 本日はお日柄もよく・・・・・



平成19年3月13日



良くありがちなご挨拶はおいといて、今日は「南矢名アズタウン 7号棟」の地鎮祭に来ています。



神主さんはいつもお世話になっている【照天神社の金子さん】

おおおおお~~~~~ 神様降臨 私も神様にお願いして、

〔事故がありませんように〕〔いい家が建ちますように〕〔いい人に買ってもらえますように〕・・・・・・・頼みすぎると叶えてくれないかもしれませんのでこの辺にしておこう。



さあこれから車庫の造成工事(←今まで1台分だったのを2台分にする工事)をはじめて、建物に着工できるのは4月の終わりか5月のGW明けかな~

























地盤調査完了!



建築する前に【地盤調査】をしないといけません。

せっかく頑丈な家を建てたって、地盤がそれに耐えられなきゃ意味がない。

皆さんも家を建てるときは【地盤調査】やったほうがいいですよ~



ここで【地盤調査】って何なのサ?っという方にさらりとご説明します。


一般的に地盤調査というと 「スウェーデン式サウンディング法」と言うのをよく耳にします。

これはなんなのかというと・・・・・



基礎の加重がかかりそうなポイント(5つか6つくらい?)に大きいドリルのような機械で鋼管(棒)をぐるぐると地面に刺していくわけです。

そこで鋼管が沈んでいく際にやわらかければすぐに深くもぐっていくし、固ければなかなかもぐらないとなるわけです。



土地のポイントごとにその深さ(地面から25㎝~3m~4m位まで 25㎝単位)の固さを「換算N値」と言うものに表すわけです。この「換算N値」は大体3.0が基準となって、それ以下だと地盤が弱いと言われます。



ちなみに我が「南矢名アズタウン 7号棟」は一部地盤が弱いと出たものの、ランマー転圧後ベタ基礎を施工することで問題なし!と出ました。よかったよかった。



話がそれましたが、その結果によっては、「鋼管杭を地中に○mまでを○本入れて」、とか「土とコンクリートを攪拌して押し固める表層改良工事」が必要となるわけです。



これは、地盤調査会社が報告書にまとめてくれます。



 もちろん アズタウン7号棟の購入者には調査結果報告書を差し上げます。 のでご安心を!



 
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