2007年6月2日土曜日

せっせせっせと建築中!Vol.3

2007年6月2日土曜日



お天道様も祝福!上棟式



平成19年5月8日



長かった~、ここまでやっとこれました!

GWも終わり皆さんも休みボケが直らないうちに「働けぇ~働けぇ~」と言われていることでしょう。不動産業界はGWを休むところと「刈り入れどきだぁ~」と休まず営業のところがあります。うちは断然後者ですが・・・・とほほ。



さてうちの大工さんたちはどうでしょう? おお~~!!やってるやってる、棟上げです。私が思うのはよくあの高いところでササっと動けるなぁ~といつも感心します。やはり熟練の技でしょうか?大工さんに言わせると、「いつもやってれば慣れちゃうョ」 との事、「社長だってよく1時間も2時間もお客さんとしゃべってられるねぇ~それと一緒だよ」と返されちゃいました。う~んもちは餅屋と言うことで・・・



この7号棟は契約が決まっていないので、上棟式はお手伝いの大工さん数名と現場監督、基礎屋の棟梁と私で地鎮祭の時に頂いた【お神酒】持ってきた【塩】【米】を家の四隅に撒いてお清めをします。・・・『まだ見ぬお客様、私たちが丁寧にお清めさせて頂きました。』



さあこれからは、棟梁が一人で’トンテントンテン’家を作っていきます。サッシが入り、屋根ができ、壁が天井が・・・・・・想像で先に進みすぎました。。。 又随時工事のご報告を致します。



今日は上棟という目出度い日なので2つ小話を披露しちゃいます。























基礎検査図面どおりなら怖くない。


皆さんは基礎の検査(これは性能表示や高耐久など第三者機関に申請した建物が対象です)に立ち会った事はありますか?なかなか機会がないのではないでしょうか?基礎検査、これからやる中間検査もそうですが、この7号棟の場合は秦野市の検査員が現場に来て検査をしていきました。やはりここで大事なのは、基礎の部分が図面どおりになっているかと言うことです。

その図面どおりというのが今回のポイントで、お客様にしてみれば「図面どおりなんてあたりまえじゃん!」となると思いますが、通常の建築確認申請では、基礎の伏図(基礎のやり方の図面)はないのです。もちろん文字ではこうしなさいと図面の中に記されているのですが、この基礎伏図はアンカーの埋設位置や土台パッキンの設置に至るまで記されています。



ようはこの図面どおりでないと、検査には合格しないと言うことなのです。基礎伏図のない新築が手を抜いているとは思いませんし、うちでも高耐久などの申請をしない住宅もありますが、建売の場合はほぼ完成してからお客様が契約される事が多いので、見えない部分はやはり図面や第三者の検査が必要と考えます。



これから建築されるお客様も基礎伏図を描いてもらったほうが良いですよ。設計費が1枚分余計にかかるかもしれませんが、後々のことを考えたら安いものではないでしょうか?



























仕様を変更したいけど・・・・・イツマデ?


上棟式をやると、隣の家なんかが改めて気になったりしませんか?よく見てみると、「あ!こんなのいいな・・・あ!この色結構合うんじゃない。」など色々見つけちゃったケースないでしょうか?



こんな時、いつまでだったら変更できるのか?大工さんが嫌がんないかしら?悩みは多いものです。

やはりここは勇気を出して聞いてみるのが一番です

通常は上棟式の後、屋根の工事、外壁の工事、サッシの取り付け、平行して間柱や筋交いを大工さんが入れていきます。



上棟式の直後「外壁がぁぁ!!」と言う場合、実に微妙です。サイディングの場合やタイルなどは発注しているケースも有ります。サッシの色も然り。

では、それ以外のものキッチンなどの住設機器はどうでしょう?仕事のすばやすぎる現場監督さん以外は間に合うケースが多いです。但し変更に伴う設備(水道・下水・ガス・電気)工事がからむ場合は、監督さん泣かせになりかねません。気をつけてくださいね。



構造に関わる変更力避けたほうが良いでしょう。(業者としてはそれやめて!っと思います。)変更した箇所が微細でも、設計上変更届を出さなくてはならないケースがあるからです。そして、その分中間検査や完了がずれてくる場合も・・・・・・



家を建てるのは、一生の事なので「どうせやるなら自分の希望を」っと思うのはよ~くわかります。

ですが着工してからの変更はトラブルの原因にもなりますので、仕様打ち合わせの段階で自分の希望をまとめるのが一番良い近道なのです。 「そんな事言ったって、小さいサンプル見せられても。。。ねぇ~」 ウンウン良く聞くセリフです。

私はお客様に「家を建てるのは、仕事が一つ増えたようなものです。」と短期のアルバイトさながら大忙しになるとよく言います。じっくり考える時間がない人は、短期集中で打ち合わせのその日にメーカーのショウルームを予約しておくとか、イメージがホットなうちに情報を収集する努力が必要になってくるわけです。

でもその忙しく集中したおかげで、完成した家はまるで我が子のよう!に愛着がわくでしょう。



あんまり参考にはならなかったかもしれませんが、家造りの情熱と根性で乗り越えてみてください。





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